Vol.1 Vol.2

エネルギー充填!若返りと再生の地

音子神社

〒940-0116 新潟県長岡市上樫出1973

正一位社格の神社。祭神は不明で、神社には珍しく鳥居がない。と言うのも、神社横の沼に住む大蛇によって、数度に渡り鳥居が破壊されたため、以降現在に至るまで鳥居は作られていない。音子は御子の意味に通じることから子授けの神となり、境内にある道祖神の祭として、毎年八月二十六日に巨大な男根の泥人形を作りお参りする習慣が定着した。一年の間に朽ちた泥地蔵を破壊し新たに作り直す様は、破壊と再生という宇宙観を感じさせる。

うっそうとした杉木立ちに囲まれた拝殿。苔生した境内へと続く石段と参道は神秘的だ。

今はコンクリートの護岸となったが、その昔はこの池に大蛇がいたという。