Vol.1 Vol.2
紫光射す森の神社で神楽舞に酔う
北荷頃 巣守神社
北荷頃地区に鎮座する巣守神社。元は北荷頃の産土神と伝えられるが、現在は、皇大神宮、諏訪社、道祖神社(猿田彦命)、浅間社、少比古那社、稲荷社、塞神社、を合祀している。
境内には弥彦神社を勧請した祠も建てられた。
明治14年から続く神楽舞は、出雲流の系統で、古事記や日本書紀に伝えられる天照大神の天岩戸の物語を舞い、毎年、4月30日・5月1日と7月31日・8月1日の春と秋の祭りに奉納する。奉納される舞は宵宮と昼宮とでは全く異なるのが特色。森に囲まれた境内の舞台で舞われる、比呂古・刀舞・五穀散・稲田宮(山田乃蛇退治)等総座25座は、日本人の心の奥にある懐かしさと感慨を呼び覚ます。
現在では地域内の人口減少により、後継者不足が問題となっている。そのため、北荷頃巣守神社太々神楽保存会では荷頃地域に関わらず、広く栃尾地域内から人材を募集始めた。美しい日本の伝統と古来からの作法を学べる神楽舞に興味を持つ人が徐々に増え、わずかながら継承に希望が見え始めた。
楽人(演奏・舞) 随時募集
地域不問 お問合わせ・加入お申込み先
北荷頃区事務所(平日・午前中) 電話番号 0258-52-4405