Vol.1 Vol.2
子宝祈願に縁結び 愛が実る神社
ほだれ大神
ここはかつて猿田彦命、天宇受売命を祭神とする道祖神社、別名ほだれの宮と呼ばれていた。樹齢500年以上と言われる、二股大杉の下に双体神、石祠、字塔、庚申塔、巳待塔などが並んでいる。ご神体は巨大な男根。近年は三月中旬にほだれ祭りが行われ、初嫁がほだれ神輿にまたがり村中を練り歩く奇祭が人気を呼んでいる。縁結びにもご利益がある。
御神木の二股大杉。その形は確かに女陰を思わせる。自然の造形はいつも不思議だ。
この小さな祠の神事に、毎年大勢の人々が詰めかける。 霊験あらたかな証であろうか。
御神木の根元には男根像、祠の周囲には双体神が。ここに限らず栃尾には石仏や道祖神の数が実に多い。